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Track 2
​ニヒリティ・コンフィチュール
作詞/作編曲:Xiba
歌唱:​氷菓といき

起きる 洗う 食べる 歩く
笑う 怒る 憂う 揺れる
仰ぐ 謳う 祈る 眠る
それから 時々――。

そら ユラユラ 映していた 硝子の中
午後 ぽわぽわ 見つめていた 或る日。

誰かの視線 気にすることに
少し疲れてしまっただけ
そう ほんの少しだけ 疲れちゃっただけ

「なんでもない」を集めにいこう
時の悪戯に 融かされる前に
「そんなことして 何になるんだ」
誰かが問うた 振り返って 答えた
「さあ?」


今 曇ってた 濁った宙(そら)で浮いてても
「それでいいの」を 探してた そうだ。

流行りのものを 追いかけるのに
少し疲れてしまっただけ
そう ほんの少しだけ 疲れちゃっただけ

「なんでもない」を集めにいこう
朝焼けの霜が 消えていく前に
「そんなことして 何になるんだ」
誰もが問うた 振り返って 答えた
「さあ?」

掴んだら 壊れそうな 抗いを 探してた
いつの日か その花が 咲かずとも 信じた――

「なんでもない」を集めにいこう
時の悪戯に 融かされる前に
「そんなことして 何になるんだ」
私は問うた 振り返って 答えた
「さあ。」

起きる 洗う 食べる 歩く
笑う 怒る 憂う 揺れる
仰ぐ 謳う 祈る 眠る
それから 時々 私は。

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